2014年11月6日木曜日

TOMIX EF65とEF81にDCCデコーダを搭載する (2)

前回、ダイキャストをガリガリ削ってデコーダを押し込む空間を作るところまで行いました.
まずはデコーダを入れるのが比較的簡単そうなEF65の方から作業を進めていきます.

最初に、EF65の動力をボディから取り外し、バラバラになってもらいます.


実はダイキャストを削るときに一回バラバラにしていますが、そこら辺は割愛します. (そのうち出てくるかも?)
ダイキャストを削ったときにモータの配線を通す穴を開けるのを忘れていたので、そこらに転がっている電動ドリルで一気に開けました.


これで必要な加工はすべて終わったので、一気に搭載したいところですが、ヘッドライトの色が気に食わなかったので改造していきます.
製品はオレンジ色だか黄色だかのLEDを積んでいますが、これを適当に引っぺがして電球色のLEDに交換していきます.


下が交換前、上が交換後です.
電球色LEDが付いている基板がオプション扱いであるらしいですが、自力で交換できるなら交換してしまった方がお金も掛からないですし、何より在庫に左右されずにいつでも好きな時に交換できます.


話が脱線しました. デコーダ取り付け作業の方に戻りたいと思います.
とは言いつつも、今度はヘッドライトをデコーダからコントロールするために、基板のパターンをカットして線路電源と絶縁します.


パターンを4か所程切断して、基板の穴が開いている部分とLEDと抵抗の回路を電気的に切り離してやります.
ちなみに2枚目の基板を加工している最中、デザインナイフの刃がこうなりました.
どんな作業も無理は禁物ですね. まあ運よく今回は特に怪我した訳ではないですが.

これが終わったら、ようやくデコーダを搭載するための作業を進めていきます.
モータの給電板を外し、代わりに線材をはんだ付けしてデコーダから給電されるようにします.


線材を付けたら、ウォームギアを組みつけつつ、線材がダイキャストの穴を通るように組み立てていきます.


デコーダの裏面を絶縁して、ダイキャストフレームと接触してもショートしないようにします.


ここまで作業したら、所定の位置にデコーダを載せて、配線を適当に済ませます.
とりあえず片側だけ配線した状態で仮組して、ちゃんと動くことを確かめていきます.


問題なく動きそうですね. という訳で反対側も配線して仕上げていきます.
実際にここに配線を繋いでいくと、こんな感じになります.


デコーダからの配線がまず抵抗に繋がって、抵抗を経由してLEDに流れ、またデコーダに戻っていくという感じになっております.

両方とも配線を完了したら、すべてのパーツを組みなおしてこのような感じになります.


これにボディを被せれば、ひとまず完成です.
デコーダ搭載前と同じことがDCC線路上で出来るようになりました.
EF65はデコーダの高さがダイキャストの出っ張りの部分とほぼ同じため、ボディは何も加工せずに収まっています. 楽でいいですね.
まあダイキャストは削っていますが.

次はEF81をやるか、EF65にテールライトを積んでいくか、はたまた別のものを弄っていくことになるのか.

つづく (たぶん)


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