DCCデコーダー Gen.2

 

Nゲージの動力車に組み込むことを主な目的として開発したDCCデコーダーです。

NMRA DCC規格の信号を受信して動作するように設計してありますが、あらゆる環境で確実に動作することを保証するものではありません。


  • スペック
  • 動作確認環境
  • データの入手先 (回路図・基板設計データ / ファームウェア)
  • 基板のバリエーション
  • 組み込み例

スペック

DCC関連のスペック

  • モーター制御: 14-step / 28-step / 128-step
  • BEMFフィードバックに対応
  • 7つのファンクション出力に対応
  • それぞれのファンクションを、F0-F28の任意の番号に割り当て可能 (重複も可)
  • ヘッドライト減光機能を搭載
  • 進行方向にかかわらず、ヘッドライトが常時点灯するように制御する機能を設定可能。
  • 特定のファンクション番号で、速度の上限を絞ることができる「入れ替えモード」を搭載
  • 7-Bit Address、14-Bit Addressどちらの設定にも対応
  • Pagedモード、Directモード、Operationモードでのプログラミングに対応
  • アナログコントローラーでの操作に対応
    純直流出力コントローラーだけではなく、PWM出力方式のコントローラーにおいても問題なく制御可能
  • BiDi (Railcom) チャンネル1による車両アドレス情報の送出に対応

すべての基板に共通するスペック

  • 推奨最大電圧: 16V (搭載する鉄道模型車両の最大電圧以下で使用してください)
  • 出力電流: 最大0.5A (モーター) / 0.1A (ファンクション)
  • コンデンサの搭載や、室内灯電源に対応する+12V / GNDのランドを用意
  • マイコン書き込み用端子を用意し、実装後のプログラム書き換えも可能
    UPDI 2pin Interface (GND / UPDI)

動作確認環境

最新の情報は、Githubも参照ください。

  • KATO D101 (Digitrax DCS50K)
  • Digitrax DCS100
  • Roco Z21
  • DesktopStation DSair2

  • TOMIX PowerUnit (5001)
  • TOMIX TCS PowerUnit N-1000CL (5502)
  • KATO パワーパックスタンダードS (22-012)
  • KATO パワーパックハイパーDX (22-017)
  • KATO パワーパックスタンダードSX (22-018)

データの入手先

基板設計データ・ファームウェアはすべてGithubにて公開しております。
(現在はまだベータリリース扱いです)

基板のバリエーション

  • K社 3066/3070型基板型

  • K社 3057基板型
  • 室内灯型


3057基板型、室内灯型については搭載対象車両の種類に合わせて、動力車用、トレーラー用、中間車用など必要に応じた作り分けが可能です。


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