2015年2月23日月曜日

ポイントデコーダ開発 (DS51K1コンパチ品)

どうも.
年が明けてから全然書いてないですね. あまりよろしくない傾向です.

まあ書くのをサボっていたのには理由があるというかって感じですが、こんなものを開発するのに夢中だったからですとでも言っておきます.


これだけでは何の基板だか分からないので、組み込んだ写真でも.


まあ要はポイントデコーダと言われるやつです. DigitraxのDS51K1みたいな.
(Googleの画像検索)

しかしコイツは最大出力が500mAなので、ダブルクロスをデコーダ一個で動かすなんてことはできません.
勿論外付け型のもっと大きいやつを使えば一台で動かせますが、それだと道床の外にデコーダが転がる形になってスマートじゃないですね.

道床に収まるタイプでダブルクロス動かすにはデコーダ4個使ってね、的なことがKATOの公式にも書かれていたような気がしますが、そんなアホみたいにコスト掛かることはやってられないので、だったら一台でダブルクロスをガシガシ動かせるデコーダを作ってしまえという結論に.
そしてとりあえず設計してみたのですが、実際に使う部品を見繕っていくうちに、うまく部品配置すればDS51K1と同等のサイズに収まるんじゃないかという感じに.
そんなこんなで基板レイアウトを頑張ってしまった結果、DS51K1と同じ使い方が出来るデコーダの基板が完成.

部品もちゃんと2A程度は出せるように選定しているので、その気になれば複数のポイントやダブルクロスを一台で動かせる代物に.
DS51K1のほぼ完全な上位互換を作ってしまったという形になっています.
一台当たりのコストもとっても安くなっており、部品代と基板代を合わせて400円程度で作れてしまいます.
まあ部品をもっと大量に買えば250円位までは下がりそうですが.


ところでこの基板ですが、1シートから30枚取れるようになっています.

そんでもってこれが15シートも手元にあるという状況w

いや1シートでも15シートでも大してコストが変わらない(千数百円程度?)ので、だったら一気に作ってしまえということで.
もし希望者がいらっしゃいましたら配布したいと思いますのでお気軽にご連絡を.

というか、そのうちこいつらの設計データや、マイコンプログラムをまとめてオープンソースにでもして公開してしまおうかと考えていたりします.
商用利用とか改造、再配布とか何でもござれの状態にして.
オープンソースにすれば別にサポートの必要はないですからね、利用者の自己責任で使うという形で.
別にどっかの誰かさんがこれを売ってもまったく問題ないようにしたいと思います. どっかの誰かさんは製品の保証とかサポートに徹してもらえればおk.

そしてウチは基板や部品を一台分ごとに袋詰めにして配ったりとかする程度で良いんじゃないのかねーと適当なことを考えております.

まあデコーダに関してはそのうち続きを書きます. そのうち.
回路図とか基板データもアップしたいですし、今回の成果を利用して車両用デコーダなどにも手を伸ばしたいですしね.


そしてこんなことをやってる間に溜りに溜まった車両たち.
まだロクに手を付けてないんですがどーするのコレ?